イ チヘ

LEE Jihae

視覚障害児童向けの楽しいインタラクティブデザインの研究

Research on enjoyable interactive design for visually impaired children

<BACKGROUND

本研究では視覚障害児童の美術教育での体験を豊かにするインタラクティブシステムを設計し,その有効性について検討した。盲学校の美術授業指導の経験で視覚障害者が楽しめる美術は限られている現状を踏まえ、本研究では視覚障害児童の造形感覚を促進する、感触遊びと音を中心にするインタラクティブシステム「団子遊び」を制作する。「団子遊び」では図形のブロックと棒を3dプリンターで製作し、OpenCVやYolov5を用いてブロックに機械学習を行い、図形のブロックの組み合わせをカメラに映すと、メロディーが作られるシステムを設計した。 以上より,本研究の「団子遊び」で視覚障害児童の美術体験を豊かにすることに有効である可能性が示された。

<METHODLOGY

本研究の「団子遊び」は視覚障害児童にも美術教育の体験と美術活動の機会を増やすため、考案されたインタラクティブシステムである。遊び方として、12個のブロックで3個を選んで棒に差し込み、カメラに映すとメロディーが流れる。参加者はメロディーからブロックの関係性やルールを考え、造形感覚を促進することが本遊びの目的である。プログラムの設計のためにはブロックの機械学習、アルゴリズムの設計が行われ、子供参加者が別の操作なくても遊べる環境を目指している。

視覚障害児童向けの楽しいインタラクティブデザインの研究

Research on Enjoyable Interactive Design for Visually Impaired Children

イ チヘ

LEE Jihae

<BACKGROUND

本研究では視覚障害児童の美術教育での体験を豊かにするインタラクティブシステムを設計し,その有効性について検討した。盲学校の美術授業指導の経験で視覚障害者が楽しめる美術は限られている現状を踏まえ、本研究では視覚障害児童の造形感覚を促進する、感触遊びと音を中心にするインタラクティブシステム「団子遊び」を制作する。「団子遊び」では図形のブロックと棒を3dプリンターで製作し、OpenCVやYolov5を用いてブロックに機械学習を行い、図形のブロックの組み合わせをカメラに映すと、メロディーが作られるシステムを設計した。 以上より,本研究の「団子遊び」で視覚障害児童の美術体験を豊かにすることに有効である可能性が示された。

<METHOD

本研究の「団子遊び」は視覚障害児童にも美術教育の体験と美術活動の機会を増やすため、考案されたインタラクティブシステムである。遊び方として、12個のブロックで3個を選んで棒に差し込み、カメラに映すとメロディーが流れる。参加者はメロディーからブロックの関係性やルールを考え、造形感覚を促進することが本遊びの目的である。プログラムの設計のためにはブロックの機械学習、アルゴリズムの設計が行われ、子供参加者が別の操作なくても遊べる環境を目指している。

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